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気になる。THE FROG IN THE WELL

 

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THE FROG IN THE WELL.

「井の中の蛙」

Roger Duvoisinの描く動植物の表現が生き生きとした美しく楽しい絵本です。

 

お話では、(英文なのでニュアンスが分からないのですが)

諺のような「大海を知らず」という教訓や風刺や戒めはなく、

好奇心にあふれたカエルが平穏な井戸から外に出て

大きな世界で様々な物事に触れ、多くの仲間と出会い明るく生きていきます。

 

深読みせず、これはこれでよし!としたいのですが、

なぜか気になる。

どうも気になる。

 

 

ポイントは、

このお話で井戸は、狭くて暗くて食べるものもない生きづらい場所ではなく、

また、井戸の壁は上ろうと思えば容易に上れる

という点です。

 

これで外に出ようとしないのは人生を放棄したような面白くない奴ということになるのでしょうね。
 
一人で静かに淡々と粛々と井戸の中で一生を過ごすことは世界を知らず、他とのつながりもなく、
向上心のない寂しい生き方だというわけでしょうね。
 
 
世界は感動に満ち溢れているのだから。
行こうと思えば少しの勇気と行動を起こすことでどこにだって行けるのだから。

とにかく新しい別の世界を求めるのが素晴らしいんだよ。と、

 

なんだか押し付けられているように感じてしまうのは、

かなりひねくれているのでしょうか。

 

人間は勇敢に新天地を求め、果敢に新しいことに挑戦して進化してきたわけで、

そういうパイオニアが賞賛されてしかるべきです。

けれど、その傍ら、静かに滅びていくものがいて、踏み台となるものもいて、

生まれた場所で一生を、ただただ一生を生きるものもいて、

それが悪いのか?無意味なのか?無様なのか?と問いたい気になるのです。

 

 

 

この絵本から遠く外れた暴走妄想でした。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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